このページでは、『面会交流の調停申立書』の雛形と書き方を添付してます。
私は子供を2回連れ去られ、そのあと約1年半の間、離婚調停から審判・裁判までやりました。
その調停や裁判の時に欲しかったのが、各種 調停の申立書や陳述書・主張書面の書き方や書式の雛形です。
書き方はNET検索で裁判所のホームページや、他のサイトである程度なら分かるのですが、自分で書面作成するための書式は、なかなかありませんでした。あっても使いにくかったりと。
で、今後のために自分で雛形(テンプレート)を作りました。
なかなか入力もしやすくできたかと思います。
私と同じような境遇の人や、子供と会いたくても会えない方に使っていただければと思っています。
『面会交流の調停申立書』の書式・雛形を作成するにあたって
私は弁護士を使っていなかったのもあって、調停の申立書や陳述書・主張書面は自分で作っていました。
といっても、調停の最初は、書面の書き方も書式もよく分からずで、なんとか見様見真似で書いてるという感じでした。
ただ離婚調停も審判・裁判も相手方弁護士との書類の応酬です。
しかも同じような書式と内容で。
そんなことを繰り返すうちに、ちゃんと書式の雛形(テンプレート)を作った方がいいなと思い、また相手方弁護士の書式も見て、徐々にテンプレートが出来上がりました。
そして、冒頭で書いた『今後のため』というのは、書式のテンプレートを作ることにより、離婚調停中の事務作業の軽減もありますが、離婚成立後も相手方が何かしら仕掛けてきた時にすぐに対応できるようにです。
実際、今現在は最終的に裁判で月2回の面会交流になりましたが、相手方(元奥さん)は、ことある事に面会を減らそうという方向に持っていこうとします。
このブログにも書いてますが、元々彼女は『0か100の人』で、100取るまで攻め続けてしまう性分なので。
私は婚姻中、そんな彼女に疲弊しました。婚姻中というか、その前からですけどね^^;。
彼女は思い通りにならないと、異常なまでにドーンと精神が落ちたり、逆にヒステリックになったりと。
それが思い通りになるまで続きます。
そして、面会交流に関しても、これからも彼女の攻めは続くんでしょう。。。
おっと、愚痴になってしまいましたね(^_^;)
物事は客観的に見る方ですが、あくまで私目線での話です。彼女には彼女の言い分があるでしょう。
話がそれてしまいましたが、そんな今後のためにも各種 調停の申立書や陳述書・主張書面の書式をテンプレート化しておきました。
一度大元のテンプレートを作れば、離婚調停の申立ての書式であろうと、面会交流調停や監護者指定・婚姻費用分担請求の書式であろうと、似たような書式なので簡単に作れました。
その中で、このページでは『面会交流の調停申立書』の雛形と書き方を添付していますので、これから子供と会おうと頑張ってるお父さん・お母さんに活用していただければと思います。
まぁ、大体がお父さんなんですかね。。。子供に関する今の日本の法令や制度は、お父さんには残酷です。
欧米諸国のように、早く共同親権を実現してほしい。
そしたら子供の連れ去りを手段として使ってしまうお母さんも減るでしょうし。
ちなみに共同親権に関しては、ここ近年に動きがありましたので期待したいです。
そこらへんはこちらに書いてます。
今回は共同親権について、子供の連れ去り(連れ去られ)から離婚を経験した私なりの目線で書いていこうと思います。 私は子供を連れ去られ、そのあと約1年半、離婚調停から始まり審判・裁判とやってきました。 養育費や婚姻費用分担請求などの[…]
申立書や陳述書をパソコンで作るメリット
面会交流調停の申立書に限らず、各種、陳述書や主張書面・理由書などはパソコンのWordかエクセルなどで作成した方が絶対に後々いいです。
というのも、私は離婚調停から審判と裁判まで経験しましたが、裁判所への決まった提出書類もですが、相手方弁護士とは、陳述書や準備書面・証拠説明書など、ほんま書類の応酬です。
そして1つの離婚でも、申立て毎に個別の事件として扱われます。
子供との面会交流や親権・監護権、そして養育費や婚姻費用分担請求など、それぞれの調停毎に書類を作成し提出しないといけません。
と言っても、元は1つの離婚問題です。
事件毎に提出する陳述書や主張書面・理由書などもほぼ同じ内容になってしまいます。
それを手書きで作成するなんてとんでもない労力です。
中には3万文字を超える陳述書もありました。
実際、相手方弁護士も、面会交流の申立てと親権の申立てが別事件であっても、コピペかってぐらい同じような内容の主張書面を提出してきました。
もちろん、それら対する私の反論文や理由書も、同じような内容になるので、コピペとリライトの事務作業が多くなります。
ほんま離婚調停や裁判って『どんだけ事務作業やねん!?』って思いながらやってました。
離婚調停や裁判の現実は、膨大な事務作業がありますので、作成した書面をパソコンでデータ化しておくと後々がかなり楽になるかと思います。
子供との面会を勝ち取るエネルギーを事務作業で潰すわけにはいかないですからね。
あとデータ化しておくと整理もしやすいです。
また、いろんな弁護士サイトなどを見てると、パソコンでの書面作成にはこんなメリットもありました。
●読みやすい : 達筆な人が書くのでない限り,手書きよりもパソコン印刷の方が読みやすく、調停委員にも好印象。
●誤字が少ない : 単純な誤字もですが、世の中に存在しない漢字を書いてしまうようなミスがない。
●訂正しやすい : プリントアウト後に間違いを発見しても,再入力してプリントアウトするだけでいける。
●作成が速い : パソコンに慣れている方は,手書きよりも速く作成することができる。
●強さが感じられる : 面会交流の申立書は相手方にも送付されます。感じ方は人それぞれ。しかし一般的には手書きよりもパソコンの字体の方が面会交流の強い意志が伝わる。
●素人感を感じさせない : 手書きの書類から感じられる素人感をなくすことができる。
『強さが感じられる』や『素人感を感じさせない』は確かにあります。
私もパソコンで作成するにあたって、『今後いつでも対応するよ』や『子供と会うために、とことんやるよ~』という強い意志表示をすることも意識していました。
もちろん今もそんな気持ちです。
『面会交流調停の申立書』の書式・雛形
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、私が作成した『面会交流調停申立書』の書式のテンプレートです。
最初はWordで作ろうとしましたが、Excelの方が必要項目の入力を簡単にできるので、Excelで作成しました。
あと分かりやすいように、記入箇所だけ入力できるようにしています。
また、『チェック印』や『○』で記入するところも、簡単に記入できるようにしています。
勝ち負けではないですが、これから子供との面会を勝ち取ってください。
事務作業に使うエネルギーを軽減するために、このテンプレートがお役に立てばと。
そんな大したものでもないんですけどね(^_^;)。ただ実際、当時の離婚問題の中で私が欲しかったものです。
ちなみに、相手方用と裁判所用と自分用の3部作成します。
といっても私の場合は、裁判所への提出は相手方用と裁判所用の2部で、自分用はPC内で管理していました。
『面会交流調停の申立書』の書き方
『面会交流調停の申立書』の書き方については、裁判所HPにあった記入例を添付しておきます。
また書き方の参考として、当時私が実際に提出した『面会交流調停の申立書』のページです。
当時はまだテンプレート化できていなかったので、手書きで作成した分ですが、一例として(^_^;)。
元奥さんが離婚調停の申し立てをしてきたあと、即、家庭裁判所に面会交流調停の申立てをしました。 なぜ面会交流調停の申し立てをしたのか? これはやっておいた方が良いみたいです。 というのも、私が昔からお世話になってる地元の先輩が今回の離婚[…]
子供との面会交流は必ずできる!
私が離婚調停から審判・裁判と経験する中で、感じたこと分かったことの1つは、よっぽどの問題がない限り『子供との面会交流はできる』ということです。
逆に全く面会させない方が難しいとすら感じました。
そこらへんはこちらに書いてます。
私は子供を2度連れ去られ、そして離婚調停から審判・裁判を経て離婚に至りました。 離婚調停から裁判までの期間は約1年半でした。 その争点の中心は子供との面会でした。 そして離婚調停から審判や裁判を経ていく時に、色々調べたり、そう[…]