私は約1年半の間、離婚調停から裁判までやりました。
そのとき一番欲しかったのが、各種 調停申立書や陳述書・主張書面の書き方や書式の雛形です。
書き方は裁判所のホームページや、いろんなサイトを参考にできるのですが、いざ自分で作成しようとした時の書式は、なかなか見つかりませんでした。あっても入力しにくかったりと。
で、今後のために自分で作っちゃいました。
このページでは、『離婚調停申立書』の雛形と書き方も添付してます。
『離婚調停申立書』の書式・雛形を作成するにあたって
私は弁護士を使っておらず、離婚調停の最初、申立書もそうですが、陳述書や主張書面・理由書などの書き方もよく分からずに、そのばその場で書いてる状態でした。
ただ調停の度に繰り返される相手方弁護士との書類の応酬。
もちろん書式も同じようなものの繰り返しです。
そして、調停途中から今後の事も考え、ちゃんとしたものを作っておこうと思い、雛形を作りました。
今後というのは、現在は離婚が成立したとはいえ、元奥さんの性分的に、これからも面会交流を減らすように攻撃してくるのが容易に想像ができたので、そんな時に対応しやすくするためです。
ちなみにこのページの『離婚調停申立書』の書式・雛形は、今後も使う予定はありませんが、作成練習も兼ねてついでに作っちゃいました。
私と同じような境遇の方のお役に立てばと。
かなり入力もしやすいと思います。
申立書や陳述書をパソコンで作るメリット
離婚調停申立書に限らず、各種、陳述書や主張書面・理由書などはパソコンのWordかエクセルなどで作成し印刷した方が絶対にいいです。
私は、離婚調停から審判と裁判まで経験しましたが、ホント相手方弁護士との書類の応酬です。
そして1つの離婚でも、子供との面会交流や親権・監護権、そして養育費や婚姻費用分担請求など、申立て毎に個別の事件として扱われるので、それぞれに書類を作成し提出しないといけません。
とはいえ、元は1つの離婚問題なので、事件毎に提出する陳述書や主張書面・理由書なども似たりよったりの内容になります。
そんな時に手書きで同じような内容を書き出すのも一苦労です。
相手方弁護士も、面会交流や親権とは別事件であっても、コピペかってぐらい同じような内容の主張書面を出してきます。
それに対する私の反論文や理由書も、もちろん似たような内容になるので、ほぼコピペとリライトの事務作業になってきます。
このブログにもアップしてますが、相手方が提出の『監護者指定の調停申立書』に対する『意見書(反論文)』は3万文字を超えるものでした。
その中に一連の事実内容を詰め込んだので、その後3万文字の中から抜粋して書類作成などしました。
ほんま離婚調停や裁判って『どんだけ事務作業やねん!?』って思いながらやってました。
そんな感じで作成した書面をパソコンでデータ化しておくと後々が楽です。
整理もしやすいです。
そして、いろんな弁護士サイト見てると、パソコンでの書面作成にはこんなメリットもあるようです。
●読みやすい:達筆な人が書くのでない限り,手書きよりもパソコン印刷の方が読みやすく、調停委員にも好印象。
●誤字が少ない:単純な誤字もですが、世の中に存在しない漢字を書いてしまうようなミスがない。
●訂正しやすい:プリントアウト後に間違いを発見しても,再入力してプリントアウトするだけでいける。
●作成が速い:パソコンに慣れている方は,手書きよりも速く作成することができる。
●強さが感じられる:離婚調停申立書は相手方にも送付されます。感じ方は人それぞれだが、一般的には手書きよりもパソコンの字体の方が離婚の強い意志が伝わる。
●素人感を感じさせない:手書きの書類から感じられる素人感をなくすことができる。
『強さが感じられる』や『素人感を感じさせない』は確かにありますよね。
私もパソコンで作成するにあたって、意識していました。
『今後いつでも対応するよ』や『子供と会うために、とことんやるよ~』という意思表示です。
もちろん今もその覚悟です。
『離婚調停申立書』の書式・雛形
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、私が作成した『離婚調停申立書』の書式の雛形です。
WordよりExcelの方が入力しやすいので、Excelで作りました。
分かりやすいように、記入箇所だけ入力できるようにしています。
また、『チェック印』や『○』で記入するところも、簡単にできるようにしています。
あと離婚自体は仕方がないと思います。男女のことなので。
ただ、願わくば『本当に子供のことを一番に考えてる人』『自分本意な目線で相手方と子供を面会させないなどがない人』に利用していただければと。
『離婚調停申立書』の書き方
『離婚調停申立書』の書き方については、裁判所HPにあった記入例になります。