親子交流場面観察の調査報告書

親子交流場面観察を実施!そして調査官の調査報告書を閲覧!子供との面会交流審判にて。

離婚調停から『子供との面会交流』は審判へ移行!
そして、審判の為『親子交流場面観察』を実施することになりました。

親子交流場面観察に至った経緯

裁判官、書記官、私や相手方代理人らが同席し、審判の流れの説明時に相手方の代理人弁護士から、この『親子交流場面観察』の提案があった。

正直、私は必要ないんじゃないかと思っていたし、裁判官らもそんな感じに見えた。
というのも、調停中ではあるが子供とは月2回の面会交流を行っていて、その面会状況がよく分かるようにありのままの様子を写真付きで『子供との面会日記』として、調停の度に提出していたからである。

まぁ、相手方の弁護士が言うことなので、何かしらの考え(狙い)があってのことだと思うが。
私も反論する理由もないし、そういった場でいつもの子供との様子を見てもらえるならと同意しました。

いつも面会時は、子供をいかに笑わせるかばっかり考えていたので。
私も子供が可愛くて仕方ないし、その笑顔が大好きなので、笑わせるのが本当に楽しいです。
子供の笑顔を見てるだけで、こっちまで幸せな気分になります(^^)。

が、いざ親子交流場面観察の本番ではそううまく(いつもどおりの様子に)は、いかなかったです。
やはりいつもと違う場所、知らない人がいてる中でのことだったので。。。

その様子も調査官の調査報告書に書かれています。

できるなら普段の面会交流場所での様子を見て欲しかった。。。

 

ちなみに調査官の報告書は、個別で頂けるのではなく、閲覧し必要なら裁判所のコピー機でコピーをとるというスタンスです。

 

調査官殿、交流観察ありがとうございました。

 

実際の『親子交流場面観察の調査報告書』

親子交流場面観察の調査報告書TOP

 

以下、『親子交流場面観察の調査報告書』本文です。
見やすいようにテキスト化しています。
(スキャンしてツールでテキストに変換したので、変換ミスなど誤字があるかもしれません。)
ここでは、
申立人=私
相手方=元奥さん
子供=未成年者

となっています。
子供の名前や場所など一部の固有名詞や日にちは、〇〇や代名詞などに変換しています。
例えば[子供][同居してた時に住んでた市][いつもの面会場所]といった形で。

 

(ここから本文)

受命年月日:平成30年8月〇〇日

◎調査事項:当事者の意向,親子交流場面觀察

調査経過 (年月日:調査対象,調査場所,調査方法等)

30.8.〇〇:申立人上当庁にて面接
30.9.〇〇:相手方及び相手方手続代理人弁護士〇〇〇〇(以下「相手方手続代理人」という。)と当庁において面接
30.9.〇〇:申立人宛て事務連絡書面送付(当日の段取り,留意事項等について)
30.9.〇〇:相手方手続代理人宛てファクシミリ送信(当日の段取り,留意事項等について)
30.9.〇〇:申立人と未成年者との親子交流場面観察を当庁児童室において実施

 

◎当事者の意向

1 申立人の陳述要旨
未成年者がまだ幼い間は週1回土曜日午前9時から午後5時まで会いたい。時間が空くと次面会した際に未成年者の態度が硬くなるし,今後相手方から様々な理由を付して更に制限されそうな気がするので,週1回を希望する。
そのうち月1回は宿泊付きにしてほしい。

頻度については,小学校入学以降は未成年者も友人を作って週末も友人と一緒に遊ぶと思うので,週1回から月2回に減らしてもよい。

日程変更等についての連絡は,当事者間でラインを使って行うのがよい。未成年者の体調不良等により面会交流が中止になる場合もあると思うが,その場合は代替日を設けてほしい。

場所については,制限せず自宅で行うことも認めてほしい。
相手方は申立人による性的虐待の恐れを指摘しているが,もちろんそのような事実はなく,そもそも〇〇市内[同居してた時に住んでた市]のアパートにいた時は一緒に料理をして未成年者も楽しめていたので,制限するのは良くないと思う。

未成年者の受渡しについては,現地集合,現地解散でよい。実施に当たっては相手方の母の協力が得られるならそれに越したことはないが,面会交流支援の第三者機関など,これまで未成年者と関わりのない第三者が面会交流に立ち会うことは未成年者に負担がかかるので良くないと思う。

 

2 相手方の陳述要旨

(1) 面会交流についての意向
面会交流は月1回第二又は第四土曜日午前9時から午後5時までとするのが良い。

申立人が希望している週1回の実施は現実的に不可能である。双方当事者それぞれに仕事もあり,破綻した夫婦関係の中で高頻度の面会交流を行うことには無理があると思われ,今後面会交流を継続実施するためにも月1回が適正な頻度と考えている。
現在の月2回という頻度は申立人が納得しないので相手方が諦めて慣例化しているに過ぎない。
相手方にとって心理的負担が大きい申立人とのやり取りはできる限り少なくしたいので,実施日はある程度固定した方が良いと思う。

未成年者は現在,第一及び第三土曜日に習い事に通っているので,その日は避けてほしい。

現在は午前9時から午後2時までで行っているが,月1回実施であれば申立人に配慮して午後5時まで延ばしてもよい。ただし,申立人は当初から積極的に子育てに関わったわけではなく,専門家からも性的虐待の恐れを指摘されたこともあるので,宿泊付きはやめてほしい。

場所は自宅ではなく,[いつもの面会場所],ショッピングセンター,動物園など,外遊びが好きな未成年者が楽しめるところが良いと思う。

緊急時の連絡はするし,中止した場合に代替日を設けることでよい。

もはや面会交流の実施において相手方の母に協力してもらうことはできないし,実施日がある程度固定されるならば第三者機関の利用までは必要ないと考える。

(2) 未成年者の状況
未成年者は現在,平日午前8時30分から午後4時過ぎまで〇〇市内の保育園に通園している。午後零時45分から午後3時までは園で昼寝をしており,休日も家で昼食後に昼寝の時間を設けている。普段は午前6時30分頃に起床し,午後8時30分頃に就寝する規則正しい生活を送っている。概ね元気に過ごしており,発熱で欠席することも減った。

 

◎申立人と未成年者との親子交流場面観察

1 親子交流場面観察の実施前の状況
(1) 当日の実施スケジュール
資料第1号及び同第2号のとおりである。親子交流場面観察の様子は,相手方及び同手続代理人が観察室のモニターで観察した。

(2) 双方当事者及び未成年者の様子
ア 申立人は、定刻に来庁し,当職の指示に従って面接室で待機した。

イ 相手方代理人が到着した後,未成年者は,相手方に連れられて定刻より約3分遅れて来庁した。
当職から挨拶すると,未成年者は,恥ずかしそうな様子で相手方にしがみついた。
未成年者の求めに応じて相手方が未成年者を抱っこしながら移動し,相手方及び未成年者は児童室に入室した。

申立人が観察室のモニターで観察する中,相手方と未成年者は児童室でアンパンマンの絵を描いたりしながら約10分遊んで過ごした。
相手方が未成年者に「また戻ってくるからね。」と声を掛けて退室しようとすると,未成年者は「ママー。」と言って相手方から離れようとしなかった。

 

2 親子交流場面観察の状況

(1) 申立人が児童室に入室したときの様子
未成年者が相手方から離れない状態が続いたため,当職が相手方及び申立人に相談し,予定を変更して申立人が入室した後に未成年者の様子を見ながら相手方が退室することとなった。
申立人が入室しても未成年者に特段の反応はなかったが,相手方がジェンガ等の玩具を取り出して遊びに誘っても,未成年者は,なかなか相手方の傍を離れなかった。
申立人は、未成年者に合わせて姿勢を低くしたり,未成年者の遊ぶ姿を見ながら拍手して「できましたー。」と声を掛けたりした。
未成年者は木製パズルで遊び始めると,徐々に申立人にも体を向けるようになり、言葉のやり取りも出てきた。

申立人入室後から約10分経過した頃、当職が相手方に「ちょっと、お母さん,お話があるので来てもらえますか。」と声を掛けて相手方が退室する際,未成年者は,特段の反応を示さなかった。

(2) 申立人と未成年者との交流の様子
未成年者は,児童室にあったシルバニアファミリーの玩具で夢中になって遊び,申立人は、未成年者の遊びに合わせて「こけてるでー。」,「回しちゃうの?」などと積極的に声を掛けたりし,未成年者もそれに応えて笑ったりした。

相手方退室後から約5分経過した頃、未成年者が「ママは?」と尋ねる場面があり,申立人が「お話してるよねー。」と返すと,未成年者はそれ以上言及しなかった。
申立人は、なおもシルバニアファミリーの玩具で遊ぶ未成年者に合わせて,「これキャベツや。」,「うさぎちゃん,喜びそうやで。」,「プリンや,[子供]の好きな。」などと積極的に声を掛け,未成年者も笑顔を返したりした。

相手方退室後から約15分経過した頃、当職も退室し,児童室にいるのは申立人と未成年者のみとなったが,その後も申立人と未成年者は,児童室にある折り紙,野球盤,魚釣りの玩具等を取り出しては言葉のやり取りもしながら一緒に楽しそうに遊んでいる様子が観察された。

(3) 申立人が児童室から退室するときの様子
相手方退室後から約35分経過した頃、当職が申立人に親子交流場面観察を終了する旨を伝えると,申立人は、未成年者に別れの挨拶をしてから退室する前に手を振った。未成年者も,笑顔で申立人に手を振った。

 

3 試行的面会交流の実施後の状況

(1) 未成年者の感想
当職から「パパと会ってどうだった?」と尋ねると,未成年者は、笑顔で「楽しかった。」と答えた。更に何が楽しかったのかを尋ねると,未成年者は「積み木が楽しかった。」と答えた。

(2) 申立人の感想
申立人は、「いつもと違っていた。いつもは受渡しの際に未成年者が相手方から離れないことはない。今回は調査官という見知らぬ男性がいたことも影響したと思う。

未成年者とままごとをしたのは今回が初めて。
「いつもは未成年者は元気に走り回っている。」などと述べ,当職にこれまでの面会交流で撮影した動画を二,三見せた。

(3) 相手方の感想
相手方は,親子交流場面観察の冒頭で未成年者が相手方からなかなか離れなかったことに触れ,「[いつもの面会場所]で実施する時は受渡しの際に未成年者が自然に離れていくので問題はなかった。今回は場所が影響したのではないかと思う。今回は交流場面を見たが,これまで立ち会ったことがないので、普段の面会交流で申立人がどのように接しているのかは分からない。」などと述べた。

 

◎調査官の意見

1 本件は,非監護親である未成年者(○歳)の実父から監護親である実母に対して面会交流を求めている事案である。
調停期日を重ねたが,面会交流の頻度等をめぐって折り合わず,調停不成立となって審判移行したものである。審判決定する上で改めて当事者の意向を聴取するほか,申立人と未成年者との関係を評価するために親子交流場面観察を行う必要があるため,本調査が発令された次第である。

2 申立人は,相手方から今後も面会交流を制限されることを恐れる余り,飽くまで週1回の面会交流,そのうち月1回は宿泊を伴う面会,実施場所の制限なし,を主張している。

一方で相手方は,自身及び未成年者の生活状況,別居後の申立人との関係等から高頻度の面会交流は不可能であるとして,各回の実施時間をこれまでよりも延長することを許容しつつも,月1回の面会交流,宿泊を伴う面会の禁止,実施場所を自宅以外に限ることを希望している。

双方当事者の意向の相違は甚だしく,現状では調整は困難と言わざるを得ない。

3 親子交流場面観察については,申立人入室後に未成年者が相手方から離れなくなり,双方当事者と未成年者が約10分在室するという事態が生じたものの,それを除いてはほぼ予定どおりのスケジュールで当庁児童室において実施した。
上述のような突発的な事態が生じても双方当事者ともに特に動揺を見せず,申立人は、未成年者に合わせて適切な態度で関わったり,積極的に声掛けをしながら一緒に遊んだりし,相手方も,未成年者が申立人との面会交流を楽しめるよう配慮している様子がうかがえた。

終了後に感想を聴取すると,未成年者も申立人との面会交流を楽しんでおり,申立人と未成年者との関係が良好であることも確認できた。

4 以上の調査結果に加え,これまでの面会交流の実績も踏まえて考えると,面会交流の禁止・制限事由は見当たらず,申立人と未成年者との面会交流を実施すること自体に問題はないと言える。
更に未成年者の年齢,発達段階等にも配慮して面会交流の実施の在り方を検討してみると,当分の間は月2回第二及び第四土曜日午前9時から午後1時まで申立人宅,子ども向けの施設など未成年者が安全に楽しめる場所で実施すること,未成年者の体調等の都合で土曜日に実施できなければ翌週の日曜日に実施し,その日も実施できなければ代替日は設けないが,少なくとも年間で計18日は実施すること,必要に応じて1年後に頻度及び時間の変更や宿泊の可否について協議することが相当と考える。

以上

 

調査報告書を見て

調査官殿ありがとうございます。

正直、月2回の面会になったのは嬉しかった。
知人から、調停や裁判になったら1回か、よくて2回になると聞いていたので。

が、体調不良のときなどで実施できない時でも年間18回は実施するとなっていたが、元奥さんはこの『年間18回』を基準に置くだろう。
何かしらの理由を作って。自分の思う方向に持っていくために、既成事実を作るのは得意な人なので。それが強引であろうと。調和も子供も含む他者のことも考えずに。。。いや、考えられないのかな。

そして、1回4時間て!
短い!
それまでの5時間でも短いのに。

子供がよく『お父さんの車で行きたい』といってくれるが、移動時間でほぼ終わってしまいそう。。。

 

こちらと、相手の要望の間を取ったような感じですね。

 

ただ相手方が主張する性的虐待の懸念による自宅での面会制限に関しては、バッサリ切ってくれた。
まぁ、当たり前だ。相手方のこじつけも甚だしい。

 

そして、この調査報告書に関して、私も相手方の代理人弁護士も意見書なり準備書面なりの反論的なものを出すことに。。。

 

 

頂いた『親子交流場面観察のご案内』。参考に。

親子交流場面観察のご案内TOP

 

調査官から『親子交流場面観察のご案内』を頂いたので、もし親子交流場面観察を行う人は参考にどうぞ。
まぁ、こんなことにならないのが一番なんですけどね。子供のためにも。

ちなみに、私は手順ぐらいしか読んでなかったです。いつもの面会の様子を見せるだけと思っていたので。

でも、あとで見ると結構いろいろと大事そうなことを書いていました。
これも読みやすいようにテキスト化しています。

 

(ここから案内の本文)

親子交流場面観察のご案内

※以下の説明では,現在お子さんと一緒に暮らしている親を「同居親」,離れて暮らしている親を「別居親」と記載することがあります。

◎親子交流場面観察とは?

1 面会交流の審判を行うための資料を得ることを目的として,裁判官の命令により,家庭裁判所調査官が親子交流場面観察を行います。

2 親子交流場面観察によって具体的に把握したいと考えていることは,同居親,別居親それぞれとお子さんとの交流の様子,接し方の様子です。特に,お子さんが父母の紛争を感じ取っている場合は、お子さんが父母の紛争の板挟みにならないよう、不安や緊張を和らげるための配慮が必要となります。交流の中での配慮の有無や程度などを観察します。

3 親子交流場面観察は,審判の争点についてのお子さんの意向を聴く機会ではありません。お子さんの自然なふるまいなどを観察することによって、親子の関係性などを把握しようとするものです(ただし,親子交流場面観察が終了した後,調査官がお子さんから感想などをお聞きすることはあります。)。
同居親や別居親からお子さんが父母の板挟みになって答えに困ると思われるような質問をされた場合には,調査官が制止や中断をする可能性があります。

 

◎親子交流場面観察の手順

進行手順・内容・所要時間

① 同居親,未成年者,調査官が児童室で会話したり遊んだりします。
別居親は同居親代理人とともに観察室でその様子を確認します。
(約10分)

② 同居親が児童室から出て,別居親が入室します。別居親,未成年者,調査官で会話したり遊んだりします。同居親は同代理人とともに観察室でその様子を確認します。
なお,調査官は様子を見て退室し,別居親と未成年者のみの場面を作る場合もあります。
(約40分)

③ 別居親が児童室から出て,調査官が未成年者から感想を聴取します。
(約5分)

④ 調査官が同居親から感想を聴取します。その後,別居親からも感想を聴取します。
(約10分)

※ 当日全体では1時間30分程度かかる見込みです。ただし,当日の状況によっては,進行手順を変更したり,時間が伸縮したり、途中で中断する場合もありますので,あらかじめご了承ください。

 

◎注意事項

1 同居親にお願いしたいこと
当日は、お子さんに以下のことを伝えていただいた上でお越しください(お子さんの年齢,発達段階等を考慮してどの程度伝えるかは判断していただいてかまいません。基本的にはお子さんが安心して臨めるよう温かなお声掛けをお願いします。)。
(1) お父さんに会うこと。
(2) お子さんとお父さんが会うことは,お母さんも了解していること。
(3) お子さんとお父さんが会っている間は、お母さんは別の場所で待っていること。

2 別居親にお願いしたいこと
(1) 当日は,限られた時間ですが,基本的にはお子さんと楽しく遊んで過ごすことを心掛けていただけたらと考えています。
(2) 親子の交流の適切な評価が困難になりますので,親子交流場面観察中にプレゼントを手渡すなどのお子さんへの過剰なサービスは,原則控えていただくようお願いしています。
(3) 親子交流場面観察の途中で,お子さんから「今度いつ会える?」,「○○を買って」などの質問や要望が出ても,別居親のみの判断で約束をしないようにしてください。(返答例:「また,お母さんと相談するからね。」)

3 当事者双方にお願いしたいこと
(1) 色々と複雑な思いがあるとは思いますが,当日は、お子さんに負担が掛からず、楽しく過ごせるように配慮をお願いします。
(2) 同居親又は別居親が観察室から様子を見ていることは,お子さんの自然な振る舞いを妨げる恐れがありますので,お子さんには伝えないでください。
(3) お子さんに負担を掛けないよう,親子交流場面観察の途中又は終了後に,お子さんから生活状況や相手当事者の様子をあれこれ聞き出すことは控えてください。
(4) 親子交流場面観察の途中に,写真撮影,音声録音,外部との電話連絡はできません。

以上