離婚調停から審判に移行した『面会交流』と『婚姻費用分担請求』の申立て事件。
それぞれの申立て事件について、審判移行のため主張書面をお互い提出しましたが、相手方(元奥さん)の代理人弁護士が提出した主張に対する反論文を提出しました。
その際に、一緒に提出したのがこの書面『[元奥さん]が言ってることと事実の相違について』です。
これは録音した音声(事実)を元に書面にしました。
なぜ録音したのか?
正直、録音なんてしたくありません。
同棲当初から元奥さんが嘘というと言い方が悪いですが、事実と違うことを言ってしまう節があったので、終盤はそれにも悩み苦しみました。
都合のいいとこを取って言うぐらいなら誰しもあるとは思うのですが、彼女の場合は、有る事無い事というより、無いこと無いことって感じで、ちょっと逸脱していて、とり方の違いレベルではない間逆なことまで言うことがありました。
ただ最初は可愛いものとは思っていましたが、いざ、子供を連れ去られて、最愛の子供とまともに会えるかどうかの大大大問題です。
またいつものように無いことまで作り上げられてはかなわないと思い、防衛の為、やり取りを録音して事実を事実として残しておこうと思いました。
録音した音声で調停員の対応が少しだけ好転
私の体験として、離婚調停は基本女性の味方です。
取って付けたような診断書まで出されてなおさら。
調停員ものっけからそうでした。でも、この録音の音声を聞いてもらってから少し変わりました。
やっと中立になってくれた感じです。
ただ、当時は調停員に聞いてもらっただけで、特に提出などしていなかったのですが、相手方弁護士のやり方か元奥さんの言葉か分かりませんが、あまりに好き勝手書いてくるので、今回審判に移行するに当たって書面として提出しました。
実際に私が提出した書面『[元奥さん]が言ってることと事実の相違について』
以下、私が提出した『[元奥さん]が言ってることと事実の相違について』本文です。
見やすいようにテキスト化しています。
子供や元奥さんの名前、また場所など一部の固有名詞は、〇〇や代名詞などに変換しています。
例えば[子供][元奥さん][元奥さんの実家の県]といった形で。
(ここから本文)
[元奥さん]が言ってることと事実の相違について
まず最初に、私がこれまでに提出した書面で
『[元奥さん]が事実と違うことを書いている』
『嘘をついてしまうところがある』
などの表現をしていますが、同居してる時にそのようなことを言っていたわけではありません。
ただ、そこにすごく悩まされ疲弊していたので、当時言えなかった分、逆にこの調停でさらけ出したところはあります。
正確には、[元奥さん]が嘘をつこうと、ヒステリックになろうといいんです。
自覚さえしててくれれば。
ただ彼女はその自覚がなく、それに一番悩み苦しみ疲弊しました。
そして、ここでは[元奥さん]が事実と違うことを書いてしまっていることで、証明できるものを踏まえ書いていきます。
証明というのは音声で残ってる部分があります。
会話の録音などは、DVされてる女性などがするのが一般的かもしれないですが、我が家の場合は、私が録音しなければいけない状態でした。
それだけ日頃から[元奥さん]のさじ加減ひとつで事実がねじ曲げられ、時には自分([元奥さん])がやったことが人がやったことに入れ替わったりと、それに苦しみ悩みました。
それで、したくもない録音をしたことをご理解ください。
いくつかの音声が残っていますが、[元奥さん]が裁判所に提出した書類の中で、音声(事実)に残ってる部分だけですが挙げます。
正直、内容自体はたいしたことないと思います。
これは既に私の提出した『『子の監護に関する陳述書』への意見書』でも書いていますが、
[元奥さん]が平成29年9月〇〇日付けで作成、そして提出している『子の監護に関する陳述書』の7ページ目にあたる『別居後の面会について』の中で、
8月〇〇日に
『母にも言わず弟家族の家に行っていた』
『その時いたのは子供のみで』
となっていますが、お母さんに『行ってらっしゃい』まで言われています。
この母屋の裏にある弟家族の家に[子供]を連れて行くのは、ほぼ毎回で恒例のことですが、その日も[子供]は『ワンワン、ワンワン』と言って、弟家族の家で飼ってる犬を見に行きたいと、さいそくしてきたので連れていきました。
しかもこの日は、裏の家に行くという会話の中で、お母さんが『誰もおらんかも』と言うので、
私は
『子供も大人もおらんの?』
と聞くと、
お母さんが
『大人はおらんよぉ』(いつものことなんで当たり前のように言ってます)
『子どもたちは映画に行ってるからまだ帰ってないかも』
とのことで、
私は
『誰もおらんかったら、行きにくいね』と、
裏の家に行くことに対し、逆に気を使ってるぐらいです。
で、その間も[子供]が『わんわん、わんわん』と催促するので、最終的に行くだけ言ってみるということで、お母さんに『いってらっしゃい』と言われています。
上記のようにこの日は裏の家に行くことについて、いつもより長い会話をしています。
これらのやり取りの音声が残っています。
別に[元奥さん]をフォローするわけじゃないですが、間にお母さんが入ってのことです。しかし[元奥さん]が望むような形の『母にも言わず』に変換され、結果として事実と真逆のことが書かれた書面が裁判所に提出されています。
そして[元奥さん]自身の言葉『その時いたのは子供のみで』を加えて。
この『その時いたのは子供のみで』となっていますが、『いつも子供だけ』です。
その子供の1人で〇〇ちゃんもお父さんがいてないせいか、私になついてきてくれます。
これは[元奥さん]もお母さんも知ってることです。
しかし、この日は逆に大人がいてました。〇〇さん(弟の奥さん)のお母さんがいてました。その時、その方と初対面だったので、初めましての挨拶を交わした音声も残っています。
何をもって『その時いたのは子供のみで』と言えたのか分かりません。
[元奥さん]にとって事実はあまり関係なく、[元奥さん]が求める形(都合がいい形)に作り上げる、もはやフィクションになってしまってます。
これもいつものことです。
[元奥さん]は、いつも子供だけなのを知っているからこそ、それを悪く表現するのに利用したのでしょうが、残念ながらこの日は珍しく大人がいてました。
『母にも言わず』
『その時いたのは子供のみで』
という表現で、少しでも私を悪く見せたいのかもしれませんが、それが[元奥さん]の望むものなのでしょう。
内容自体はたいしたことないですが、見事に事実とは真逆になってしまいました。
また今回、[元奥さん]が全面に出している『怖い』に大きく関係することですが、
同ページ『別居後の面会について』の中で、
7月〇〇日に
『[子供]と二人になりたいからと母に威圧的な言い方をしアパートに連れて帰る』
となっています。
この『威圧的』についてですが、これは私も半身である[子供]を奪われるかどうかなので必死ではあるとは思いますが、威圧的と言えるものでないと思っています。
でも、とり方は人それぞれなので私には分かりません。
ただ、[元奥さん]が書面上で『威圧的』と書くと、その文字を見た人の中では、その人の価値観の『威圧的』に変換されてしまいます。
[元奥さん]が『威圧的』と表現するものが、実際はどういったものなのか、オリジナルの音声が残っています。
[元奥さん]が全面に出している理由の『怖い』に直結する事と思いますので、いつでもお聞きください。
この2つの音声に関しては調停員さんにも聞いていただいてます。
その時、調停員さんも、
『母にも言わず』に関しては、『言ってるね』ということで知っていただき。
そして『威圧的』に関しては、『まぁ、とり方は人それぞれやからねぇ』と、『威圧的』という表現に対して、フォローしてるように見えました。
これまで、音声で残っている事実と[元奥さん]の書いてきた書面の相違点を書きましたが、
何より、[元奥さん]が書いてきた書面の中で、『たまたまこれだけが事実と違った』
と取るのは無理があります。
音声で残ってる部分を、たまたま[元奥さん]が書いてきてくれたので、その部分だけをここで挙げました。
提出書類全体的に見ても、節々に事実との相違があり、過ぎた悪意があります。
特に私が衝撃を受けた『事実との相違』があります。
これも前に意見書で書いたことですが、
[元奥さん]が平成29年9月〇〇日付けで作成、そして提出している『監護者指定の調停申立書』に添付されてる29年7月〇〇日の『来所相談証明書』に書かれている内容です。
抜粋すると『その誓約書は“喧嘩”があった時に夫が子どもに破らせた』と[元奥さん]自身が書いていますが、これは『喧嘩』とは真逆の時です。
[元奥さんの実家の県]に来て早々の時、[元奥さん]の実家内の私達の寝室で『これからまたお互い頑張っていこう』という前向きな会話と空気の中で、『儀式ってわけやないけど、もしこれ(お約束書)が[元奥さん]の重荷になってるんやったら破ろう』『せっかくやから[子供]に破いてもらおう』というシチュエーションで、どちらかと言うとキラキラした空気の中でのことです。
ドコをどう取れば『喧嘩』になるのか。。。
[元奥さん]も『破いていいの?』と嬉しそうに言ってきてくれました。
そしてお約束書を破いたあと
私が[子供]に向かって『これで、ママ大暴れ~』
それに対して[元奥さん]も『うん。大暴れ~』
なんて、冗談トークもして、3人で晴れ晴れとリビングに行きました。
(誤解のないように書いておきますが、『お約束書』をひけらかしたことは1度もありません)
ちなみにこのことは、[元奥さんの実家の県]に本格的に引越しする以前に、[元々夫婦で住んでいた県]から[元奥さんの実家の県]に来た時に、[元奥さん]のお母さんにも
『お約束書を2人の子供である[子供]に破いてもらおうと思う』
と、事前にシチュエーションまで伝えてました。
ほんと、この[元奥さん]の文書を見た時は衝撃でした。
『[元奥さん]はドコまで行ってしまうんだ』と。
[元奥さん]の頭の中では、具体的にどのような喧嘩シチュエーションになってるのか教えてほしいです。
でも、[元奥さん]の中ではそれ(喧嘩)が事実として変換されてるのかと思うと怖いです。
[元奥さん]の前では、事実があってないようなものです。
ただ[元奥さん]は、悪気(自覚)なく、そうしてしまってるんだと思います。
これらの事をふまえ、今回の調停を通して思ったのは、
今までは、[元奥さん]が事実をねじ曲げて言うのは、強がったり、ヒステリックになった時などの『売り言葉に買い言葉』のようなものの結果と思っていたのですが、[元奥さん]の場合は嘘とか都合のいいトコを取るといったレベルではなく、本当にそのように『脳内変換』されているのかと心配になりました。
それで、これまでも自覚もなく、また自身は悪意もなくてのことなのだと。
そのように[元奥さん]の中で変換されてるなら、[元奥さん]のことも心配ですが、同時に怖いです。
そして、次は[子供]がそれにさらされるのかと思うと、[子供]の身も心もすごく心配です。
長々と書いてしまいましたが、[元奥さん]は思い通りならない時にヒステリックになったり、ドカンと精神的に落ちたりと、そういったモードになってるとき以外は、いい子なんです。
ただ、そのモードになると、もう私の手には負えません。
また[元奥さん]に感謝してる部分もあります。
それは、何よりも愛する子供に会わせてくれた(産んでくれた)ことです。
そしてもう一つは、離婚を決めてくれたこと。
私は、なんだかんだ言っても甘いので、体調を崩す程であったり、どんだけ辛くても我慢してしまい、またポジティブなところがあるので『なんとかなるさ』と思い、離婚は決めきれなかったと思います。
『子供の連れ去り』という手段は別として、離婚を決めてくれたことには感謝しています。