審判-面会交流-準備書面2への反論

面会交流審判!相手方の主張への反論

離婚調停から審判に移行した『子供との面会交流』。
審判の日も近づき、いよいよ佳境です。

このページは相手方が面会交流を減らすために主張として提出してきた『準備書面2』への反論として、私が提出した『準備書面2に関する意見書』の全文です。

ちなみに一度提出して、翌日に再び補足を提出しました。
とにかく私にはこの『面会交流』が全てでしたので、妥協してはいけないという思いです。
私も仕事があるので限られた時間ではありますが、正念場でした。

とはいえ、ある程度は元奥さんに気を使い(配慮し)ながらでしたが。

 

ちなみに反論元である相手方提出の『準備書面2』はこれです。

関連記事

離婚調停で、審判に移行した『子供との面会交流』。 先日、調査官が実施した『親子交流場面観察』の調査報告』も上がり、それに対する反論と新たな主張として、相手方代理人弁護士が提出した準備書面の一部始終である。   実際の[…]

審判-面会交流-相手方準備書面2

 

実際に私が提出した書面『準備書面2に関する意見書』

審判-面会交流-相手方主張への反論

 

以下、提出した『準備書面2に関する意見書』本文です。
見やすいようにテキスト化しています。

ここでは、
申立人=私(夫)
相手方=元奥さん

のことを指します。

子供や元奥さん、私の名前、また場所など一部の固有名詞は、〇〇や代名詞などに変換しています。
例えば[子供][元奥さん][夫][元奥さんの実家の県][いつもの面会場所]といった形で。

 

(ここから書面内容)

平成30年(家)第〇〇号 面会交流審判申立事件
申立人 〇〇〇〇
相手方 〇〇〇〇

準備書面2(平成30年10月〇〇日付)に関する意見書

平成30年10月〇〇日
〇〇家庭裁判所〇〇支部 御中

全般を通して両親の不仲が子供に良くないとなっていますが、そんなのは当たり前である。
そして子供のために少しでも良好になるように努力するべきである。

また両親同士が高葛藤であるとも書いているが、私自身は、私と[元奥さん]というより、私と代理人の間での葛藤の割合が大きいと感じている。

そして代理人が葛藤を誘発しているようにも感じます。
6月◯日の調停時に5月の面会が減ったことと6月の面会日についての話でも、論点になったのは『6月の面会を1回に減らしてきたこと』だったが、代理人はそれを後日書面で『5月の代替え日を設けないことを批判した』と、意図的に論点をずらしてきたりと。
代理人が当日裁判所に来ていなかった相手方にどう伝えたかは分かりませんが、その後2回目の診断書に繋がりました。

正直、私自身の中でも、最初から今でも葛藤があります
[元奥さん]と争っていいものか、サッと引いていいものかということです。

ただ[元奥さん]との結婚前を含めた生活の中で、最終的に引いてきた結果が今の状況でもあるので、[元奥さん]には申し訳ないが今回は引かずに頑張ることにしました。
なにより[子供]の人生がかかっていますので

 

そして、両親の不仲が子供に良くないのを理由に面会回数を減らすことを言っていますが、
それがまかり通ってしまうと、『両親の不仲』=『[元奥さん]の願望(面会を減らすこと)が叶う』となってしまいますので、
今後[元奥さん]は自分の願望が叶う『不仲を継続する』ことに注力してしまうことは容易に想像できる
そして、子供のためには少しでも両親の仲が良好になるように努力するべきであるが、努力もしなくなり、[元奥さん]はその状態(不仲の状態)の維持から抜け出せなくなってしまう危険が非常に高いです。

それが子供のためになるわけがありません。
そして[元奥さん]のためにも良くないと思います。自他ともに認めるネガティブな彼女はさらに陰に陰に入ってしまうかもしれません。

 

そして今も、相手方は両親の不仲が子供に良くないと分かっているのもかかわらず、それを[子供]のために少しでも改善する努力より、自身の願望(面会を減らすこと)を優先しているように見えます。

それが代理人の方針というのもあるかもしれませんが、それが代理人の仕事でありお金のために依頼者の目の前の利益だけを追求するのは仕方がないと思います。
ただ代理人は今だけの関わりで、今後なんの責任もないでしょう。しかし私たち、なにより[子供]には一生ついてくるものです。

『両親の不仲(の継続)』=『[元奥さん]の願望(面会を減らすこと)が叶う』が成り立ってしまうと、子供のために最低限でも両親の仲を修復する可能性の芽を積んでしまうことになります。
子供の成長と幸せにとって本末転倒どころではなく、取り返しの付かないことになってしまいます

 

私は努力と言うのもおこがましいですが、
単純に何事も円満にできればと思っていますので、
調停の初期にも、忙しいであろう[元奥さん]に、時短料理(連れ去られた日に、晩ごはん担当だった私が作る予定だった新メニューの簡単ラザニア)のレシピを自分で作りながら撮った写真付きで渡したり、お出かけした時に[子供]のお土産を買うと共に[元奥さん]やその家族のものを買って面会時に渡したりもしていました。

最近では、私が農家さんを手伝って頂いた新米の炊きたてを[子供]に食べさせてあげたかったこともあり、コシヒカリ30kgをあげました。

別にここで書きたいからでも、機嫌取りでやっていたわけでもありません。
単純に『買っていってあげたいなぁ~』『喜ぶかなぁ~』と思い、お土産を買ったりしていました。
その時は[元奥さん]と普通に『ありがとう』『どういたしまして』などの会話もしています。
当たり前の会話ですが。

正直、お土産などを渡す時、私も気を使いながらでしたが。
というのも、今の彼女の精神状態もありますが、気を使うのは今に始まったことではなかったので。
[元奥さん]は出会った当初から『傷ついた』『ショックやわ』が口癖のように出る人で、本人自身も言うぐらいネガティブで精神面が弱かったので。

それだけに、私は[子供]のことが心配になります。

 

翌日に補足を提出

審判-面会交流-相手方主張への反論2

翌日に補足として提出した書面です。

相手方代理人弁護士の主張の資料があまりに古いデータだったので、これに関して反論しました。
最初は、こんなの(データが古いの)は言わなくても裁判官も分かるだろうと思って書いていなかったのですが、今まで調停から審判とやってきた中で、主張したことに対してしか審議しないように感じていたので、念の為と言うか妥協してはいけないと思い補足として書面で提出しました。
せっかくなので、プラス私の主張も追加して。

 

(ここから書面内容)

平成30年(家)第〇〇号 面会交流審判申立事件
申立人 〇〇〇〇
相手方 〇〇〇〇

準備書面2(平成30年10月〇〇日付)に関する意見書(補足)

平成30年11月〇〇日
〇〇家庭裁判所〇〇支部 御中

 

●甲第7号証の証拠物は2009年作成となってるが、当証拠物の1ページ目に書いてある通り、平成18年までに公刊されたデータなので、12年前以前の古いデータである。
10年もあれば時代は大きく変わります。
10年前は『イクメン』という言葉もまず聞かなかった時代です。
そんな昔のデータを引っ張ってくるのは、それだけ相手方の主張が今の時代にはそぐわないということの証明である。

 

●先日、面会の始めに[子供]が[元奥さん]の車から出てきてすぐに、股の間から顔を覗かせるポーズをとったのですが、これは私も同居している時によくやっていたポーズで、お互い股の間から顔を覗かせ合って『こんにちわ~』と手を振ったりしての、おもしろ挨拶でした。

私は、その時そのポーズを久々に見たので、一瞬気づかず、[元奥さん]に『新しく覚えたん?』と聞くと『分からん』という返事でしたが、すぐに気づいて私も同じポーズで『こんにちわ~』と応えました。

子供からすると両親が揃っていないことは訳がわからないことなんだと思います。
同居時によくやっていたポーズをとって、あの頃のようにみんな一緒にいたいという思いの現れなのかもしれません。

[子供]のことを思うと本当に心が苦しいです。

 

[子供]には、両親2人が揃った環境で育つのがベストだと思いますが、そんな環境で育つのが無理になってしまい申し訳なく思っています。
でも本来もらえるべき両親の愛情2人分にできるだけ近い状態で育ってほしいです。
その点においては、[元奥さん]も私も協力・努力する立場であると思います。

ただ[元奥さん]が、なぜそんなに自分が’(辛い)自分が(辛い)と、自分の要望(面会を減らすこと)を通すことが優先になり、なぜ自身でも子供のためになると分かっている両親の関係を少しでも良くすることに目を向けないのか。親なら、そして[子供]のことを本当に1番に思うなら、その努力を優先するものだと思います。

そんなに自分の要望の方が大事なのかと心配になります。

私も[元奥さん]と生活してる時は、心も削られ体も壊したりと辛かったですが、
そんな自分ごとは二の次です。そんなのは[子供]の笑顔の前では塵に等しいです。

何より私は、ただただ[子供]の無垢な笑顔が大好きで守り続けたいです。
[元奥さん]もその気持は一緒だと信じています。