離婚調停

子供の連れ去りから離婚調停。そして高等裁判所での裁判までに。

私は子供を連れ去られ、地方の家庭裁判所での離婚調停から最終的に高等裁判所での裁判までいきました
期間にして約1年半。
そして、月2回の子供と面会交流という結果になりました。

今回経験した子供の連れ去られから、離婚や子供の親権や監護、そして面会交流に関する調停・審判・裁判のことを赤裸々に書いていきます
また裁判所に提出した書類や資料なども、そのまま(個人のところは消しています)開示しています。

が!
まずはじめに言わせてください。

『子供の連れ去りは止めてください!』

このブログに来たということは何かしらの離婚に関するトラブルがある人が多いかと思います。

そんな中、男性も女性も『子供の連れ去りは本当に止めてください!』

愛する子供を連れ去られた側は、とてつもなく『苦しい』『辛い』『怒り』『悲しみ』『心にぽっかり穴が開く』。。。なんて言葉では全然表わしきれないです。

『途方のない喪失感。そして絶望』。。。いや、こんな言葉でも全然足りないです。

時には子供の声の幻聴が聞こえたり。。。
子供の写真を見たくても、見ると胸が苦しくなり呼吸困難になり見れなくなったり。。。

一人の人間として相手の事にも目を向けてください。もし自分がそれをされたらと。。。耐えられますか?
これは連れ去りに限ったことではないですが。

といっても、連れ去れる人は元々自分のとこしか考えられない、もしくは考えられなくなってるのかもしれませんが、
『連れ去り』。。。そんな行動を取る前に深呼吸をして、冷静に考えてください。

もちろん連れ去る側も『連れ去る』ほど辛く、負の感情を持ってるかもしれません。
でも、だいたいの場合は、自分が辛く感じてる時は相手も辛いです。そして、自分が嬉しい時は相手も嬉しいものです。

これは、恋愛や結婚など男女に限ったことではないです。
人と人は、鏡のようなものだと思います。
自分が相手に感じているものは、相手もあなたに感じています。
『やりにくい人だな~』と感じる人は、相手も同じようにあなたを『やりにくい人だな~』と感じていることが多いです。

話はそれましたが、『連れ去る』ほどの辛い状態。本当に原因は相手だけにあるのでしょうか?
だいたいが『どっちもどっち』です。

そしてあなたの辛さ、相手も同じだけ辛いです。その辛さを『連れ去り』によって相手に丸投げしていないですか?
自分だけが被害者のように思い込もうとしていないですか?
投げられた相手は、元々自分で持っていた辛さと、あなたに丸投げされた辛さで、倍になると言いたいですが、倍どころでは無いです。

中には、それを分かった上で相手にダメージを与えるために『連れ去り』をするような性分の人もいてるかもしれません。
信じがたいですが。

世の中『因果応報』です。巡り巡って、自分に還ってくるように思います。

とはいえ『連れされる人』は、相手のことを考えるのが苦手だから、連れされるのだと思います。
その相手の中には子供も入ります。

『連れ去り』の多くは、相手(自分以外の人)の事を考えない自己中心的で身勝手な行動だとすごく感じます。

中には本当にどうしようもなく『連れ去り』をする人もいてると思います。本当のDVなど。
(そのDVですら原因・起因はあるかもしれませんが、それは置いといて。)

ただ中には、自分を有利にするために『連れ去り』を手段として行う輩もいます。
そんなのは私が言うまでもなく、問題視されTVでも放送されたりしてます。
更にタチが悪くなると、『でっち上げDV』を使う人もいます。

私も今回、子供を連れ去られ、何人もの弁護士に相談しましたが、中には『自分が相手の弁護士だったら、有利にするために連れ去るようにアドバイスします。』なんてことを笑いながら言う弁護士もいました。
それが現実なんだと思います。

そして、それが現実になってしまうような、司法・行政に強い憤りを感じました。
今回の離婚調停から、審判・裁判にまで行きましたが、昔のように子供の親権や看護に関して『母親が有利』から、少しづつ父親の権利のようなものも踏まえられつつあるといっても、まだまだ『母親が有利』と強く感じました

だから現実問題として、理不尽な連れ去りも横行するんだと思います。
ほんと有利で強い立場を利用したパワハラのようなものです。

海外のような共同親権など、ここにも男女平等を反映してほしいものです。

なにより、両親2人から十分に愛情を受けるのは子供の権利です。
たとえ親であっても、その子供の権利を奪って良いものではありません。

本当に『子供の連れ去り』は止めてください。
相手だけじゃなく自分にも負のスパイラルを生むだけです

 

前置きが長くなってしまいましたが、このブログでは、私が経験した子供の連れ去られから、離婚や子供の親権・監護に関する調停・審判・裁判のことを赤裸々に書いていきます。
そして、裁判所に提出した書類や資料などもそのまま(個人のところは消しています)開示しています。

私は、冒頭で書いたように、地方の家庭裁判所での離婚調停から最終的に高等裁判所での裁判までいきました
そして、月2回の面会という結果になりました。

月2回の面会交流が、勝ちとか負けとか、多いとか少ないとか、そんなものではないです。

正直、個人的には月2回でも少ないと思っています。
と言うより、子供のことを一番に考えれば、回数を制限すること自体がおかしな話です。
面会の制限は、子供の心の制限にも繋がると思っています。

完全に親の都合(エゴ)です。
私が逆の立場なら制限なんかしたくありません。
子供がかわいそうです。
子供の心は自由であるべきと考えていますので。

またこのブログの内容が赤裸々な分、お恥ずかしい内容になってるかと思います。
ドロドロなやり取りや誹謗中傷など、本来お見せするような内容ではないと思います。

でも私と同じような状況の人に『あなただけではないですよ』と少しでも共感し、また子供に会いたくても会えていない方には、子供と会うための何かを見い出していただければと思っています。

そして、子供に関しての現在の日本の法令や制度・習慣は男女不平等で、お父さんには残酷です。
このブログ自体、そんな日本の現状に一石を投じられればという思いもあって作っています

 

また、私は客観的で平等に物事を見るように心がけていますが、あくまで私の目線で書いています。
相手には相手の言い分があると思います。

内容を見て、女性の方は気を悪くされる方もおられるかもしれませんがご了承ください。

私は昔から、男女に限らず人間関係はどっちかが一方的に悪いというのはあまりないと思っています。
それが元々友達や恋人などであれば、なおさら。

私達、元夫婦もそうだと思っています。
とどのつまり、どっちもどっちです。

そんなどっちもどっちの状況で、なぜ『連れ去り』という手段を取れたのか。。。

私も元奥さんとの生活は体調を崩して病院に通うほどしんどいものでした。
でも、私がしんどい時は相手もしんどいだろうと思い、なんとか好転するように考え生活していました。

ただ元奥さんは私に対してだけでなく、『どっちもどっち』『お互い様』という思考はないようで、常に相手(自分以外の人)が悪いと結論付けないといけない性分のようで、当時もそれが余計にしんどかったです。

まぁ、そういったことも踏まえ、どっちもどっちと思わないといけないかもしれません。
だいぶしんどいですが。

そのような状態だったので、離婚自体は大賛成です。
正直、子供がいなければ『はい。喜んで~』で、終わっている話です。

でも子供もでき、私はその子供を溺愛していました。

その子供をなぜ理不尽に連れ去れたのか?
それがなければ、ここまでドロドロにはならなかったやろうに。

とはいえ、元奥さんに感謝している部分もあります。
1つは愛する子供に逢わせて(産んで)くれたこと。

そしてもう1つは、『連れ去り』という手段は別として、離婚を決めてくれたこと。
私はなんだかんだいっても甘いというか変なとこでポジティブなので、体調を崩すほどしんどい生活でも、なんとかなるさと思い、離婚は決めきれなかったと思います。

そんな中、私が高等裁判所までいったのは、
もちろん私が子供に会いたいというのもありますが、子供の心を自由にするための戦いでもありました。

なにより理不尽の矛先が子供に向けられないため。
今後のことも視野に入れてのことでした。

いや、その点においては、これからも続くかもしれません。
離婚調停でのやり取りでも書いてますが、相手は100取らないと気がすまない性分の人なので。。。

 

また今後のために情報交換や何かアドバイス等いただけると幸いです。

誹謗中傷はお手柔らかにお願いします^^;。