弁護士

弁護士相談は無料より有料の方が攻めたアドバイス。離婚調停から裁判での体験。

私は子供を2度連れ去られ、離婚調停から審判と裁判まで行きました。
その間、私は弁護士を使っていませんが、弁護士相談で法テラスなどの無料相談や、また有料相談もフル活用しました。

そして、いくつもの弁護士相談で感じたこと、分かったことなどの体験談です。

離婚調停で弁護士相談は必須です

元々私は法律には疎い人間です。
もちろん離婚や親権・監護権、婚姻費用分担や養育費、そして子供との面会交流に関しても、法的な面はさっぱりでした。
それどころか初耳のワードも多々ありました。

でも法テラスの無料相談や、有料の弁護士相談を繰り返すうちに、いろいろと分かってきました。
どういったことを主張したら良いのかはもちろんですが、求められるもの、そして逆に求められる限界や求められないものも分かるようになります。
それらを知ることで、的を絞って求める(主張する)ことができるようになりました。

逆に弁護士相談をしてなければ、何をどこまで主張して良いのか分からずに、ずっと手探りのまま、相手方弁護士のいいように事を運ばれていた危険もあります。

 

離婚調停自体は、まだ協議離婚の延長になると思いますが、協議に半分は法的な要素も含まれます。
そして、相手方に弁護士がついた時は、100%法的な話になります。

また離婚調停が不調に終わり、審判や裁判に移行しても法的な審理になります。

ですので、最初のうちから、こちらも法的な知識は最低限でも身につけておくべきです。
そのためにも弁護士相談は必須です。

 

途中から弁護士相談をしても手遅れになる場合もありますので、できるだけ早い方がいいと実感しました
ちなみに私は離婚調停が始まる前に弁護士相談を始めました。

離婚調停でのやり取りの中で『相談してて良かった~』なんてことも多々ありました。
離婚も成立し、面会交流や婚姻費用分担請求・養育費の結果も出た今から振り返ってもそう思います。

 

もちろん相談だけではなく弁護士に依頼した方が、心身の負担は減ると思います。
調停や裁判は膨大な書面のやり取りもありますから。。。

ただ懐具合(お金の事情)もあるかと思いますので、依頼までいかなくとも、弁護士相談は必須です。

 

弁護士相談は無料より有料の方が攻めた回答が得れる

冒頭で書いたように私は、無料と有料の弁護士相談をフル活用しました。

無料相談は法テラスと、その他にもNETで見つけたとこも使いました。
ちなみに法テラスは1案件で3回までは無料で相談できます。もちろん私は3回使い切りました。

有料相談は5回ほどしました。

その上で感じたことは『無料相談より、有料相談の方がいい』『有料相談の方が攻めた(生きた)回答をくれる』ということです。

正直、無料相談で訪れた弁護士は当たり障りのないことしか言わないって感じでした。
どちらかと言うと、依頼する気があるかないか伺ってくる感じです。

法テラスの無料相談で伺う弁護士も、法テラスが窓口になってるだけで、普通に有料相談も受けてるのでしょうが。
法テラス経由の無料相談は依頼につながることが少ないのか、弁護士のテンションが低いように感じました。

とはいえ、無料相談でも質問したことに一応は答えてくれますので、ある程度の法的な知識があるなどで、的を得た質問ができる人なら有効だと思います。

でも法的な知識も無く、何をどうしたらいいか分からないという人は有料相談の方が、しっかりと相談にのってくれると思います
まぁ、弁護士もお金を貰ってるので当然なのかも知れませんが(^_^;)。

実際、私が調停・審判・裁判とする中で、主張などに使ったのは有料相談した弁護士の回答に基づいたものがほとんどです。

 

弁護士探しに役立ったもの

私は離婚調停から裁判までの約1年半で、無料・有料あわせて10人近くの弁護士に相談しました。

で、弁護士によって結構言うことが違います。
弁護士の経験値の違いもあるのかもしれません。

そんな中で自分にあった弁護士を見つけるのが大事だと思いました。
弁護士に依頼するときもそうでしょうが、相談のみでも言えることです。

私の時は法テラスの無料相談ではパッとせず、引き続き相談する弁護士を探しました。
最初はNETで『弁護士 離婚に強い』『離婚弁護士』で地域名など入れて検索しながら。

そして検索結果が色々と出てきますが、正直どの弁護士がいいかなんて分からないです。

電話でちょっと話してみようとしても、弁護士と話せるわけでもなく、受付の人と話して弁護士に相談する日時のアポを取れるぐらいです。
で、アポ当日に初めて弁護士と会って喋るわけです。もちろん有料です。

相談自体は有意義ではあるものの、自分にあった弁護士を探すといった点では、時間と労力が必要でした。
それと正直、有料相談でも、いまいちパッとしない弁護士も1人いてました。

で、私は最終的に弁護士を紹介してくれるサービスを活用しました

私のように、どの弁護士に相談したらいいか分からない人にはいいサービスだと思います。

ある程度自分の要望にあった弁護士に絞ってくれてる感じです。

日本法規情報「離婚サポート」