私は子供を連れ去られ、そして離婚調停から審判・裁判を経て離婚に至りました。
期間にして約1年半。
その争点の中心は子供との面会でした。
日本では父親は子供の親権を取れない!?
私が離婚調停に入る際に相談した先輩に言われたことが、
『父親は、まず親権は取れんぞ』や、
『母親によっぽどの問題がない限り親権は取れん』
でした。
親権に関して、日本では母親が圧倒的に優位とも言っていました。
そして、母親のよっぽどの問題というのも、
その先輩いわく、『薬漬け』や『ひどい虐待』というものでした。
母親が子供に少々の虐待したぐらいでは、母親が優位のようです。
父親からしたら、ホント理不尽な話です。
こんなことだから、子供の連れ去りを手段とする母親が横行するんだと思います。
連れ去りなんて子供に対する虐待でもありますからね。無理やり父親と引き離されて。
それが今の日本の法であり風潮です。
まぁ、昔に比べれば、子供に父親の愛情が必要で、父親の権利も認められつつあるようですが、まだまだ遠いと感じました。
諸外国のように共同親権なりが認められれば、いらぬ紛争は減ると思うのですが。
別の紛争も出ると思うけど、それも踏まえても共同親権の方が紛争は減りそうに思います。
何より子供が両方の親から愛情を受けやすくなるのに。。。
そして私は本気で子供への虐待が心配です。
元奥さんは、ドーンと精神が落ちたり、逆にヒステリックになったりと精神的に不安定であり、また自己愛の強さからか、自分が傷つく前に、他者を傷つけてしまうところがあるので。
その矛先がいつか子供に向くんじゃないかと心配でなりません。
普通の母親ではありえないのでしょうが、今までの彼女(元奥さん)を見てると、懸念せざるえないです。
弁護士にも確認
私は無料・有料含め、いろいろな弁護士に相談しましたが、子供の親権に関して言うと、どの弁護士も『父親が親権を取るのは厳しい』というものでした。
特に子供が小さいうちは。
10歳を超えると子供の意見(意思)も尊重されるようですが。。。
それまでは、母親が優位とのことでした。
逆に面会交流権は必ず取れる
冒頭で『母親によっぽどの問題がない限り親権は取れん』と書きましたが、逆に『父親によっぽどの問題がない限り、子供と面会ができる』ということも分かりました。
これも母親の親権と同じで『薬漬け』や『ひどい虐待』など、ひどい状態です。
そんな父親でない限り、また自ら放棄しない限り、子供との面会はできます。
子供と会いたいのに会えていない方、諦めないで下さい。
まず『面会交流権の申し立て書』を家庭裁判所に出すところからやってみて下さい。
また弁護士にも相談してみて下さい。
そして後は面会回数の問題です。
私が先輩に言われたのは、『弁護士が入ったり裁判になったら、面会は月に1回か良くて2回やぞ』といわれました。
『2回にできたら勝ちみたいなもんや』とも言われました。
もちろん勝ち負けの問題ではありません。当事者からしたら、自分の半身とも言える愛する我が子とどれだけ会えるかの切実な問題です。
私は先輩やいろんな弁護士から、そういった日本での子供の親権や面会交流の現状(風潮)について知った経緯もあり、離婚調停から審判・裁判の約1年半の間、面会交流に注力してきました。
途中、親権や監護権も主張しましたが、全ては面会交流のためでもありました。
親権者になる基準
私が調停から審判・裁判を経験し、また調べたり、弁護士にも相談して分かった親権者となる基準です。
一言でいうと、
『両親のどちらが、より子どもの福祉と利益に合致するか』です。
そして考慮されるのは、
・監護能力
・経済的能力
・居住・教育環境
・婚姻中の監護状況
・子どもの年齢
・心身の発達状況
・環境変化への適応性
・子どもの意思
などです。
また、審判や裁判になると、次のような判断基準があります。
◎継続性の原則
子供の生活環境の変化を極力なくす、という原則。
◎母親優先の原則
子どもが乳幼児である場合は母親が望ましい、という原則。
◎主たる養育者の原則
今までの夫婦の共同生活で、どちらが主に子どもの養育(世話)をしてきたかを重視する、という原則。
◎意思尊重の原則
一定年齢(一般的に10歳)以上の年齢であれば、子どもの意思を尊重しよう、という原則。
◎フレンドリーペアレントルール
非親権者の悪口を言わない親や、非親権者と子どもの面会交流を重要視している親を親権者にしよう、という原則。
上記のような原則があり、相手方は弁護士をつけていたので、見事にその原則に沿って主張してきました。
『母親優先の原則』なんかの利用では、当時、子供はほぼ母乳を飲んでいなかったのに、毎日母乳をあげてるとか、あげないと寝ないような主張をしてきました。
最近、母乳が出んようになってきたって、言うてたのに。。。
寝かしつけも私がすればすぐ寝てたし。。。